【特徴】
1. シール性に優れたブチルゴムを使用
ブチルゴムに柔軟性があるため、被着体の凹凸にもよく追従して密着します。
2. 1.7倍膨潤
約1.7倍膨潤して打繋ぎ部に生じる空隙を塞ぎ、優れた止水効果を発揮します。また、低膨潤倍率のため、コンクリート躯体へ悪影響を及ぼしません。
3. 優れた接着性
コンクリート、塩ビ管などの被着体に対しても強い接着力を発揮します。また、多少の荒れ面でも、貼付け後、押さえる事で接着できます。
4. 水質を選ばない
水質による膨潤性能の差はほとんどなく、安定した膨潤倍率が得られます。
5. 長期の信頼性
耐久性に優れるブチルゴムを配合している為、長期にわたり物性を維持します。
6. 温度変化に強い
低温度における弾性性能も有するため、寒冷地でも柔軟性を失わずに追従性・止水性能を発揮します。
【用途】
* コンクリート打継ぎ部の止水
* ボックスカルバートの止水
* マンホール、下水管等、管周りの止水
* トンネル打継ぎ部の止水
* その他、止水工事
【施工】
1. 施工箇所の処理、清掃
ハイシールの施工箇所は、コンクリート打設時にコテ等で平滑にするか、前もって板などで平滑な面にしてください。施工箇所のレイタンス、ゴミ、錆、油等を取り除き清掃を行ってください。また、水が溜まっている場所は、取り除き取付け箇所を乾燥させてください。
2. 施工方法
●圧着による取り付け
ハイシールを離型紙が上になるようにコンクリート面に置き、離型紙の上からよく下地に圧着し、離型紙を取り除いてください。
●釘による取り付け
釘を役30cm間隔で打ちつけシール材を固定して下さい。但し、コンクリート躯体に亀裂等の発生の恐れがある場合は使用しないでください。
●接着剤による取り付け
専用の接着剤(X-90標準使用量40g/m)を施行箇所に均一に塗布し、接着剤がべとつかなくなるまで乾燥させ、ハイシールをよく圧着して貼り付けてください。
3. 施工上の注意点
* なるべく打継ぎ部の中心に取り付け、コンクリート被りが必ず5cm以上になるようにしてください。
* ハイシールの接合方法は、末端部を5cmラップさせて取り付けてください。
* ハイシールと取り付け面に間隙がある場合や、結合部分が完全でない場合には、一液型水膨潤シール材を充填し空隙を埋めてください。
* 垂直面・ラス面での固定には専用接着剤を釘を平行して使用してください。
【保存・保管】
ハイシール、直射日光を避け、水のかからない場所に保管してください。
■仕様
規格: 10×20×5m巻
入数: 4巻
■備考
※メーカー直送品のため代金引換がご利用いただけません。
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